ishihara
キクタスがお手伝いさせていただいてきたすべての番組の累計が1億ダウンロードを突破しました。
1億ダウンロード突破を記念して、「人生を変える」ポッドキャストの聴き方・使い方をテーマに、石原明さんにお話を伺いました。

石原 明さん

プロフィール

勝てるビジネスモデルと売れる仕組みの発想法を学ぶ勉強会『高収益TOP3%倶楽部』を主催。発足以来8年間で3500社を超える企業経営者が学んでいる。著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(明日香出版社)『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)など。

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海外では「必要な勉強は、耳から」が主流

早川:今回は、『石原明の経営のヒントプラス』、パーソナリティーで、経営コンサルタントの石原明さんに、お話を伺いたいと思います。石原先生よろしくお願いします。

石原:よろしくお願いします。ポッドキャストの番組を、そもそも、なんでやろうと思ったかというと、僕はずっと外資系の教育の会社にいたんです。海外、特にアメリカなんかだと、「必要な勉強は、耳からする」っていうのが、もうかなりポピュラーな考え方なんですね。仕事が忙しければ忙しいほど、「ながら勉強できる」っていう媒体って他にないよね。DVDを買ったりセミナーに参加しようと思ったりすると、セミナーの時間いなきゃいけないし、DVDも見ないと駄目でしょう? その間は他の仕事、全部できないですよね。その点、掃除しながらでも、移動しながらでも、車を運転しながらでも、電車に乗りながらでも聴けるポッドキャストはいいですよね。特にiTunesのスタンドで配信してくれるのがよくて、iTunesって音楽聴くような感覚で切れるじゃない。「短い時間に、センテンスとして学習できるのは、多分、ポッドキャストが最適だよね」って思っていたところに、早川くんが来てくれたんです。本がどんどん売れなくなってく中で、能力のある方が、質の高い番組を配信すれば、日本中から、もしくは世界中からリスナーが集まるだろうと思いながらスタートさせてもらったのが、この番組なんだけど。

早川:そうですよね。

石原:僕が思っている以上に、もちろん、その延長線上なんだけど、番組させていただいて、ものすごく効果があるというか、副産物が想定をはるかに超える形で起きていることには、すごく感謝しているね。

早川:ありがとうございます。それ、具体的に、例えばどんな部分がありますか。

石原:例えば、ポッドキャストをやっていなければ行っていなかったところもありますし、会えていなかった人もたくさんいます。それにやっぱり、僕がコンサル業をやっていて、会社の質もどんどん高くなっていく中で、一般の方との触れ合う場所がないって思っていた時でもあったのです。特に僕の場合は、ポッドキャストと、リアルで展開させてもらっています。公開収録もそうですし、日本だけじゃなくて、海外に行って収録したり、有料版やグローバル版も含めて配信させていただいています。恐らくポッドキャストで、これだけビジネスとして成功させた人間っていないでしょう?

早川:そうですね。少なくともあまり聞いたことはないです。

石原:普通のコンサルの人の年収以上の、売上利益を出していると思います。有料版もありながら、グローバル版でいろんなところに出ていくことによって、普通だったら会えない人にまで会っているので。海外で会っているだけじゃなくて、国内で「イビサって、面白いですね」「バイロンベイレベルですね」という話になって、普通、その人と会っても開かない扉が開くみたいなことも含めて、非常に面白いし、感謝しています。

社員のスキルチェックや、ビジネスの相性を見るのにも最適

石原:最近、トピックで面白かったのが、新卒採用するときに、これ、全部聴かせるって言っていたことですね。「この番組のどこが面白くて、何に反応したの」っていうことを、採用基準にするんです。例えば、会社説明会で100人200人来ますよね。この人たちに10個ぐらいは聴いていただいて、皆さんがどこに反応して、どんなふうな形をとるのか見ると、その人のスキルが分かるっていう人がいたんです。あと、会社のリーダー以上のクラスに、「こういうのを聴いてみて」って言って、その反応と継続でその人のスキルが分かるから、「スキルチェックにも最適で、すごく面白い」と言われました。あと、リスナー同士が、共通用語を社内でも作り出すから、ビジネスがめちゃめちゃ速くなったとか。あるいはどこかとビジネスを一緒にやらなきゃいけないってなったときに、「僕、ここの番組を聴いています」って言われて、「あっ、ご存知なんですか」と盛り上がったりします。その瞬間に次元が変わっちゃうから、そういう意味でもすごく役立てているって感じました。

早川:昨日、いましたよ、そういう方。たまたま、「ポッドキャストをやりたい」っていう方がいたので、そこのマーケティング担当の方とお話したら「実は、早川さんのこと、知っています。石原先生の番組をずっと聴いていて、今回、キクタスの早川さんと会うんだっていうふうに聞いて、楽しみにしていました。初めて会う気がしません」って言われました。

石原:最近、僕が名刺交換させてもらうのは、結構大きな会社さんが多いの。恐らく、僕のことを社長や役員は知らないんだけど、「優秀だなって思う社員の何人かに聞いてもらったら、多分僕のことを知っている人がたくさんいるはずだけど」って言ったら、「先生、本当にたくさん聴いていました。何者ですか?」って、次の面談のときによく聞かれたりしますね。

早川:先生の番組をそういう使い方すると、すごい価値になりそうですね。教育コストも下げられそうだし。

石原:そう。さっきの若い人のスキルチェックもそうだけど、名刺交換していろんな話をするじゃん。「そういえば、最近、こういうのがあって、すごく面白いです」って言って勧めてみるんだって。素直に聴いてくれる人は、ビジネスやってもいい人で、反応がすごくいい人だったら信用できると。面白いじゃない。経営者って、なかなかいろんなことを考えているんだけど、「こっちが勧めたものを、相手が素直に聞いてくれないってことは、そもそも自分に興味がないっていうことでしょ」という判断ができるので。なおかつ「番組を聴いて反応しないってことは、ビジネスやっちゃいけない人ですよね」みたいな、「占い師よりも楽なチェックだ」って言っている人もいますね。

番組の「つまみ聴き」でスキルを一気に上げる

早川:なるほど。この番組の効果的な聴き方や使い方は、すごく分かったんですけど。『経営のヒントプラス』をまだ知らない方もいらっしゃると思うので、どんな番組なのか改めてお話いただけますか?

石原:基本的には、僕の所に寄せられるQ&Aをベースにして、それを、僕と早川くんが掛け合いしながら答えていくっていう感じになりますね。

早川:例えば、そういう番組だったり、ビジネス本があったりすると思うんですけど、先生ご自身で、なかなか評価するのは難しいと思うのですけど、何が違うのでしょうか。

石原:本やメルマガ、ブログで僕のことを知ってくれている人がいますが、リアルに、パーソナリティーが伝わるのはやっぱりポッドキャストの強みだと思います。もう質問によってはスイッチ入っちゃって、相当高額でやっているコンサルの片鱗が見えるときがありますから。

早川:しゃべっちゃいますよね。

石原:そういう意味では、僕が日常、どのレベルで仕事しているかとか、あるいはパーソナリティーとか、性格、性質、好きなもの、好みに至るまで、分かってくれる方法としては、非常に面白いコンテンツだと思っているね。通常、僕の本はかなり集中して書いていくので、やっぱり「どんな人が書いているんだろう」っていうことも含めて、とっつきやすいと思います。でも人間的にはとっつきにくいんだよね。それが、早川くんとのやりとりを通じながら、なんか「全然怖い人じゃないんだな」とか。

早川:結構エッジが効いているタイトルが多いですからね。

石原:そう。あとは、「どこまで物事を知っている人なんだ、この人は」ってことで、「石原先生の思考の中に落ちちゃいます」みたいな人も、たくさんいると思うので。『石原明の経営のヒント』の公式サイトに来てもらって、取りあえず、10個ぐらい聴いてみてください。面白いと思うので。スキルチェックでいうと、自分がこの番組を聴いてみて、「全く分からない」っていったら、多分、今のビジネスで勝てないはずです。ただ、いっぱい聴いていくうちに、どこかで「あ、これ分かる」っていうとこがあると思います。分かった瞬間に、頭のほうが僕の話しているレベルにピントが合います。そうしたら、もう一回、昔の番組を聴いてもらえると、もう全く別の内容に感じると思うので。分かっている方は、もっともっと先に思考を巡らせて、分からない方は、このレベルまで付いてくるためには、相当頑張んなきゃいけない。それでも10分ぐらいで、無料でやっていますから。タイトルを見て、興味のあるものをつまみ食いしてもらって、スキルを一気に上げられる方法として、ツールとして活用してもらったらいいかなと思うね。

早川:経営やビジネスの健康診断で使えそうですね。ありがとうございます。最後になんですけども、今、教育の研修だったりして使ってほしいっていうのもありましたけど、このポッドキャスト自体を、やっぱり始めたいっていう人も増えてきている中で、先生だったら、どんな人にポッドキャストをやることをお勧めしますか?

石原:それは、早川くんがいろんな方の接待をしながら、ポッドキャストそのもののカテゴリーを拡げてくれているから、すごく価値があって。もともと僕が紹介して、うちがお世話していた長谷川先生なんかも、もう医療業界では飛び抜けちゃって、最近テレビにも出るぐらいに有名になっておられます。

多分、ポッドキャストをものすごく活用された先生だと思います。そうすると医療業界の人は、この人に聞いたらいいよねって話になったりするし。例えば、ポッドキャストの中で上手にラインアップを拾ってもらったら、企業の研修そのものが要らなくなるぐらいのクオリティーの高い方たちがいっぱいいらっしゃるでしょう。

早川:はい。

石原:なので、最初はつまみ食いっていうか、「つまみ聴き」で面白いなと思ったら、集中して耳を傾ける。それから、早川くんがいろんな形で、いくつも新しい番組をリリースしてくれているから、そういうような使い方をしてもらうといいんじゃないかなと思いますね。

早川:ということで、『経営のヒントプラス』毎週金曜日配信で、300回を超えていますので、ぜひ皆さん、チェックしてみてください。

石原:そうですね。トータルダウンロード数が2600万回ということは、中身が面白くなかったら、どう考えてもそんなに大勢の人は動かせないので、事実として価値があるっていうことなんだよね。番組は10分だから、聴いてみていただいたら、面白い世界の扉を開くことができるんじゃないかと思うので、ぜひ、よろしくお願いします。

早川:ということで、『石原明の経営のヒントプラス』のパーソナリティーで、経営コンサルタントの石原明さんでした。石原先生、ありがとうございました。

石原:はい、ありがとうございました。

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