キクタスがお手伝いさせていただいてきたすべての番組の累計が1億ダウンロードを突破しました。
1億ダウンロード突破を記念して、「人生を変える」ポッドキャストの聴き方・使い方をテーマに、マツダミヒロさん・わかなさんにお話を伺いました。

mihiro

ライフトラベラー
マツダミヒロさん/わかなさん

プロフィール
まつだ・みひろ/「魔法の質問」主宰。カウンセリングやコーチングの理論をベースに、自分自身と人に日々問いかけるプロセスを集約し、独自のメソッドを開発。質問するだけで、魔法にかかったようにやる気と能力が引き出され、行動が起こせるようになることから、「魔法の質問」と名づける。2004年より日刊メルマガ「魔法の質問」を開始。クチコミで人気が広がり、毎日2万人が読むメルマガとなる。質問を投げかけ、参加者が答えるスタイルの「魔法の質問ライブ」を軸に、日本全国・海外で行う講演は年間200件以上。NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで全国の学校へ行き、子どもたちに魔法の質問を体験してもらっている。「質問は、人生を変える」をキャッチフレーズに、上質な人生を生きるきっかけづくりを行っている。『起きてから寝るまでの魔法の質問』(サンマーク出版)ほか著書多数。日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。

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対面で伝えることに限界を感じ、番組を通して「分かち合う」ことを決意。

早川:今回は、『ライフトラベラーカフェ』、パーソナリティーのマツダミヒロさん(以下、ミヒロ)とわかなさんをお迎えしています。ミヒロさん、わかなさん、よろしくお願いします。

ミヒロ:はい、よろしくお願いします。

わかな:お願いします。

早川:すでに、ポッドキャストを聞いている方はご存知だとは思うのですが、念には念を押して、今、お二人がどんなライフスタイルを送っているのかということを教えていただきたいのですけど。

ミヒロ:ライフスタイルは、月によって、若干違いがあるのですが、だいたい1カ月のうち3週間ぐらいは海外を旅していますね。

早川:そうすると、一年のうち4分の3は、日本にいないということですね。

わかな:そういうことになりますね。

早川:ご夫婦で世界を回っていらっしゃるんですよね。

ミヒロ:そうですね。2人でいろんな国に行って、いろんな人に出会い、その土地のものを食べています。

早川:そこがポイントですよね。

ミヒロ:そこで出てきた面白いアイデアをビジネスにします。その繰り返しですね。

早川:そういうライフスタイルって、どのくらい前からなんですか。

わかな:2、3年前ぐらいからですかね。

早川:そのライフスタイルと、ご夫婦が配信している『ライフトラベラーカフェ』がリンクしていることもあると思います。いろんな方法がありますが、お二人は、日本で収録しているわけではないんですよね。

ミヒロ:ルールは、日本で収録しないことです。

早川:なるほど。それは、普通からすると、ちょっとあり得ないですよね。

ミヒロ:ちょっと外れていますね。

早川:それが、この番組で大事にしていることでもあるんですね

ミヒロ:そもそものこの番組の始まりなんですが、僕たちがいろんな国を旅して、いろんな人に出会って、そこで聞く話って、すごく面白いんです。そのエッセンスを、人に伝えたいと思って、帰ってから友人たちに伝えたりするんだけども、伝え切れないんですよね。

早川:伝えることがすごく上手なミヒロさんでもそうなのですか。

ミヒロ:物理的な回数もありますし。

わかな:会った人にしか伝えられないですから。

ミヒロ:せっかくすてきな人と会って、僕たちも、すごくいいなと思う話を聞いているんだから、それは分かち合いたいなと思って始めたのが、このポッドキャストなんです。

早川:そこからなんですね。そうすると、世界で見てきたこと、経験したことを、お二人の言葉で伝えているという感じがしてそれだけでワクワクしてきます。もう少し具体的に言うと、例えば、どんなことを、その中で話しているのですか?

ミヒロ:インタビュアーという仕事だと、多分、「こんなことを取材したい」っていうのがあると思うんだけど、僕たちのコンセプトは日常会話なので、やっぱり日常会話っていうことは、スタジオじゃとれないんだよね。

早川:そうですね。

ミヒロ:なので、話をする相手のお気に入りの場所に行くんです。それはカフェだったり、自宅だったり、外だったりするんだけれども、そこで、ただ会話をしているところをiPhoneでとったりとしています。

わかな:そう。何も決めずに聞くんですよ。「こういうことを聞きますね」とも言わずに、ただ、「じゃあ始めますね」って言って、始めます。

早川:インタビュアーとして勝負している僕にとっては、結構ヘコむんですけど、いわゆる、オフレコを収録しているということですよね。

ミヒロ:そうそう。

早川:逆転の発想っていうか、なかなか普通じゃあり得ないです。

ミヒロ:編集なし。

早川:その空気感は多分聞いたことある方なら、すごく伝わると思います。今もリラックスしていらっしゃるし、いつもこんな感じですよね。

ミヒロ:そう。いつもこんな感じですね。

わかな:やっぱり人って、本当にリラックスしていたり、心を許した人に対してお話しするときって、素の状態だったりするじゃないですか。たいてい、ゲストは友人だったりするので、その人の素の状態を引き出せたらと思って、やっているんですね。

早川:でも、旅しながら収録して、編集もして、というのは、結構大変じゃないんですか?

ミヒロ:どちらかというと、毎週配信しているので、締め切りがあるということのほうが大変ですね。

早川:いつもプレッシャーをかけてすみません(笑)。

ミヒロ:あとは、その収録をより深めるための2人のトークを別途とっているんだけど。

早川:そこが、やっぱり一番のキモだと思います。個人的には。

わかな:はい。そうする時間が、やっぱり必要なので。それは飛行機の中ではできないので。旅の合間にやったりするのが少し大変ですね。

早川:そこで、さらに深くなっている感じですよね。ただ世界を旅して、情報を発信しているというだけではなくて、やっぱりちゃんと世界と向かい合って、俯瞰していますよね。そんな中で、今年の頭には、世界でしかやらないお二人が、沖縄で公開収録していましたね。この間では、大阪でした。でも、どこでするというのは決めてないんですよね。

わかな:そうですね。

ミヒロ:決めてないですね、もう日本ではやらないかもしれないですし。

インタビューで「もう本は読まなくてもいい」と思うほどの学びが得られる。

早川:こんな自然なお二人なんですけども、実際、この番組始めた経緯というのが、今、少し見えてきたんですけど、実際、やる前とやった後で、「やってみたら、意外とここが面白かった」とか、番組配信してきて面白かったことって、何かありますか?

わかな:インタビューっていう形で、そのゲストの方にお話を伺うじゃないですか。そうすると、改めて「この人って、人生でこんな体験してきたんだ」とか、「こんな生き方してきたんだね」っていうことが、より深く分かります。本当に人それぞれ、みんな、自分だけのストーリーを持っているんだなということが分かって、もう本当に感動します。

早川:ミヒロさんは、いかがですか。

ミヒロ:僕は、本を書いている立場から言うのもなんですけど、もう本は読まなくてもいいと思いました。

早川:読まなくてもいい?

ミヒロ:その人と向き合って、その人と会話をする中で、すごく学びとか気付きとかがあるから、本当に、この収録をするたびに、すごくたくさんの学びがあるんです。

わかな:本当にそうですね。

早川:さっきの話なんですけど、収録のための収録というよりは、自然にしゃべっているところを録音しているというような感覚はあるんですが、そうはいっても、この番組を持つことによって、やっぱり何万人何十万人の人が聴いているわけですよね。そのことで、お二人が意識していることって何かありますか。

わかな:あんまり意識してないというのが、正直なところなんですけど。でも、例えば、ある地域に行って、そこの人たちが、「そういえば、ニューヨークのあの人の話、すごく変わっていて面白かったね」とか言われることがあるんです。私たちが話す前に、もうそこでつながっているんですよね。それは、すごく楽しいし、嬉しいです。

ミヒロ:やっぱり、自分たちが知らない所で、どんどん、自分たちのエッセンスをキャッチしてくれる人たちがいる事実を、知る機会がたくさんありますね。あとは、僕たちの番組って、海外に住んでいる日本人の方々も、すごくたくさん聴いてくれます。「自分と同じような境遇の人の話を聞きたい」っていうメッセージのようなものを、いろんな国の人からもらいますね。

わかな:そうですね。

 

ポッドキャストは、場所にも時間にもとらわれずに、想いを分かち合える素晴らしいツール。

早川:これから番組を聴いてみたいと思っている人に向けて、何か聴き方のアドバイスやメッセージはありますか?

ミヒロ:ポッドキャストのタイトルを見ると、その回のタイトルと別に、地域が書いてあるんです。マウイとか、カリフォルニアとか、ニューヨークとか。なので、それをパッと見たときに、「なんか、ここの場所気になるな」っていう回から、聞いてもらえるといいかもしれませんね。

早川:いいですね。ピンときたものからっていう感じですね。

わかな:そうですね。

早川:あともう一つ聞きたかったんですけど、お二人は世界中どこでもポッドキャストを作って、配信していますよね。ポッドキャストをこれから配信していきたいという人は、どんな人が向いていると思いますか。「こういう人が向いているんじゃないか」という、お二人のイメージは何かありますか?

わかな:シンプルに、「自分がいいと思っているものを分かち合いたい」っていう思いを持っている人は、すごく向いているのではないでしょうか。ポッドキャストは、場所にも時間にも形にもとらわれなくて、想いを分かち合える素晴らしいツールだと思うので。考えていることが純粋に伝わるのが、ポッドキャストかなと思っているので、そんな感じの方がいいんじゃないでしょうか。

ミヒロ:あとは、ちゃんとできない人。

早川:「ちゃんとできる人」ではないんですね。

ミヒロ:そうです。ちゃんとできる人は、ラジオ番組やったほうがいいんですよ。番組の長さも、きょうは5分で、次の週は10分でもいいわけだし、毎日やって、1日休みとかもあるわけだし。マスメディアだったら、それは許されないしね。だから、「完璧にはできない」っていう人こそ、やってほしいっていうかね。

早川:それはすごい気づきですね。

わかな:私たちにはぴったりです(笑)。

早川:そんなお二人に、最後の質問です。『ライフトラベラーカフェ』は、もうすぐ配信から2年目に入ると思うのですけれど、今後、こういうふうにしていきたいとか、何か考えていることはありますか。行ってみたい場所でも良いですし。

ミヒロ:考えていることはないですね(笑)。

わかな:ないですね。これまでどおり、たくさんのことを分かち合うことができればうれしいし、実際にゲストの人たちと会える機会とかあったら、面白いですよね。

ミヒロ:そうそう。リスナーさんを連れて、いろんな国のゲストに会いにいくツアーとかやったら楽しそうです。

早川:すごく面白いと思います。では、ぜひ、皆さん、番組をチェックしてみてください。きょうは『ライフトラベラーカフェ』、パーソナリティーのミヒロさんとわかなさん、お二人にお話、伺いました。ミヒロさん、わかなさん、ありがとうございました。

わかな:ありがとうございます。

ミヒロ:ありがとうございます。

 

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