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キクタスがお手伝いさせていただいてきたすべての番組の累計が1億ダウンロードを突破しました。
1億ダウンロード突破を記念して、「人生を変える」ポッドキャストの聴き方・使い方をテーマに、日野佳恵子さんにお話を伺いました。

日野佳恵子さん

プロフィール

株式会社ハー・ストーリィ代表取締役。広島市でタウン誌の編集長、広告代理店プランナーを経て、1990年にハー・ストーリィを創業。女性特性マーケティングという女性特有の購買行動を研究。「クチコミュニティ・マーケティング」を確立し多くの企業に提供している。

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リスナーからの要望に応えて、2つの番組を配信

早川:続いては『日野佳恵子の女性特性マーケティング』そして『仕事と恋愛の法則』パーソナリティーの日野佳恵子さんにお話を伺いたいと思います。日野さん、よろしくお願いします。

日野:こんにちは、よろしくお願いいたします。

早川:まず早速なんですけど、簡単にかえ姉、日野さんの自己紹介をお願いしたいんですけども。

日野:はい。女性特性マーケティングという事業をしています。女性客の特別的な行動、男性との異なる行動を研究し、その研究成果を基に、販促やマーケティング、広告戦略を考えている会社です。

早川:社名はハー・ストーリィという会社ですけども、こうしたことどのくらいやっているんですか。

日野:1990年創業したので、26期目になります。

早川:まだお若いのにね、日野さん。

日野:ありがとう。20代のときに創業してるので、それでも年齢は分かっちゃうと思いますけど。ハー・ストーリィというのは、ヒストリィと同語。ヒストリィ、歴史ですね。ハー・ストーリィは、女の人生を見続けます。

早川:そういうことなんですね。

日野:そういう意味ですよ。

早川:なるほど。まさに今、日野さんおっしゃったように、女性特性マーケティング、それが会社の根幹であり、そしてこの番組の番組名の一つでもあるんですけども。

日野:そうですね。

早川:実際今、僕冒頭でもご紹介したんすけど、二つ番組をやってらっしゃいますよね。

日野:そうなんですよ。結果そうなっちゃった。

早川:それぞれ、どんな番組で、どんな人に聞いてほしいかということを、ご紹介いただきたいんですけど。

日野:もともとは、早川さんとの出会いで、私がたくさんの女性や、男性に出会ってきた経験と、あと女性特性マーケティングを通じて、プライベートな相談を受けることが多かったので、最初の番組は『かえ姉の仕事と恋愛の法則』というのをずっとしていました。

早川:はい。

日野:それがいったん2014年で終わったのですけども、本業が女性特性マーケティング業なので、「本業のことをしたいわ」ということで、昨年から、自分の本業の『女性特性マーケティング』っていう番組をやっているんですけども。昔の悩み相談の番組も聞きたいという声もたくさん頂いたので、結果、2本番組を配信することになって。『かえ姉の仕事と恋愛の法則』という番組と『女性特性マーケティング』という番組の2本、今交互に走らしております。

仕事も家庭も大切にしたい人へのメッセージ

早川:そうですね。うちでプロデュースさせていただいている方でも、2つ配信されている方はなかなかいないんですけども。ビジネスと人生と恋愛って、全然関係ないようでいて、聞いていると通ずるところがあると思います。その辺、かえ姉なりになんかお話しできることってありますか。

日野:結局、人間幸せになりたいですよね。仕事も充実したいけど、家庭も幸せでありたいよね。

早川:そうですね、片方だけっていうのはきついですよね。

日野:そうですよね。どこか心に穴が開くじゃない。だから、私は両方を大切にしていくということを、メッセージとして出したいなと思ったんです。特に性差の中でコミュニケーション不足によってストレスを持つケースってすごく多いと思うので。仕事と恋愛というキーワードにしたものです。
もう一つ、私の本業はマーケティングなので、それは切り分けながらも、ベースは一緒。「みんな幸せになりたいよね」ということなんです。マーケティングはどちらかというと、商売繁盛。事業しているとか、独立をしているとか、小売りしている、商品を開発しているというように、マーケティングの販売をしていくための戦略に寄らせているんだけども、結局買うのは「人」なので。そういう意味では、男女の心理に寄せたときと、買い物行動に寄せたときで、今二つに分けているって感じですね。でもベースは一緒。

早川:そういう意味ではいい意味であまり二つの番組をやっている感覚がないってことですよね。

日野:全然ないです。きょうは男と女ねっていうのと、きょうは買い物ねっていうことで切り分けてはいるけど、根本は一緒なんです。

早川:質問を一つに受け付けて、そのネタをどっちかに振り分けるって感じですよね。

日野:そう。ビジネスに持っていくか、夫婦に持っていくか、恋愛に持っていくかのところですね。

番組を通して「共存」していくことの意味を伝える

早川:どちらの番組でもいいんですけど、特に今かえ姉の中で頭にぱっと浮かんで、ここが聞きどころだよっていうか、こういう聞き方してほしいって、なんかピンポイントであるものってありますか。

日野:ピンポイントっていう意味でいうと、共存ですね。

早川:共存?

日野:結局パートナーがないと、人間って寂しいですよね。

早川:間違いないですね。

日野:それは、友達もそうだと思うし、別に結婚している、してないは関係なくても、人間って部下や上司、親や子どもなど、いろいろな人に囲まれている生活ってあるじゃない。人によってそれはいろいろあると思うんだけども。一人では生きていけないから、寄り添いあっていますよね。

早川:そうですね。

日野:そういう意味では、人を好きになるってことはかえ姉の原点なので、そこを仕事の中でも恋愛の中でも、思いやって共存していくっていうパートナーシップみたいなものを、聞き取ってってほしいかなと思います。

配信することで会うはずのなかった人とつながっていく

早川:なるほど。今、『女性特性マーケティング』とこの『仕事と恋愛の法則』の話、リスナー側として聞きましたけども、実際かえ姉自体が、足かけ4年というか5年、やってきて、なぜ番組を続けるのか。ポッドキャストやってみてこんなことが面白かったなとかってことを、生の声を聞いてみたいんですけど。

日野:きっかけは、2011年に震災とか、いろいろあったじゃない。それで、自分の見聞きしてきた人々の人生とか、年月とともに多くの人たちと接してきたエピソードみたいなものをもっと広く大勢にお届けしたいな、と思ったんです。若すぎるときはできなかったけども、ある程度経験を積んだことによって伝えられると思ってメディアを探していたんです。ブログでは限界があったけど、しゃべるのは嫌いじゃないから。声のトーンだったり、抑揚だったり、間みたいなことから臨場感を伝えられるメディアってないかなと思ったときに、このポッドキャストを知ったんです。文章では伝えられないものを、エピソードを交えて生々しく伝えるということに、このポッドキャストっていうツールは合っているかなというのが一つ。
二つ目は、私は講演が多くて各地に行くんですけど、たとえば九州で「いつも聴いています」とか、四国行って「いつもかえ姉の番組を聞いているんです」っていう人が、講演会場にいたりするわけですよ。そうすると、「へえー会わなかったはずの人とこんなふうにつながるんだ」と思いますね。
あと、実は編集長のようなポストの方が番組を聞いて、アクションしてくれたり。取材させてくださいって言ってきた人が、実はメディアの人だったりすることもあります。想像以上に、まわりの人とリンクして、結果として世界が広がっていくってことがあったので、これは有効なメディアだなと思っています。

生の声で届けたいコンテンツがある人には向いている

早川:ありがとうございます。特にまたピンポイントで聞きたいんですけど、実際始めてみたいって人もいると思うんですけど、今かえ姉なりに感じるのは、こういう、例えば職種でもいいし、こういう思い持った人でもいいんですけど、「こういう人が向いているんじゃないかな」っていうのが、もし頭にあるとしたら。

日野:そうですね、やっぱり自分の持論を持っている人ですね。

早川:持論。

日野:それが少なくとも多くの人に届けたいと思うものがあるなら。コンテンツですよね。私でいうと、好き嫌いはあるかもしれないけど、女性特性マーケティングというものを研究し続けてきました。その研究の成果を人にやっぱり知ってほしい。それを良い・悪いの評価も含めて、知ってほしいなっていうことがあるんですね。やっぱりポッドキャストっていうのは、それを生の声で自分なりに届けたいネタとかコンテンツがある方は向いていると思いますね。

早川:なるほど、実感がこもっていましたけども。最後にせっかくなので、この『女性特性マーケティング』と『仕事と恋愛の法則』、二つ番組やっているってことですけど、どういう間隔で配信しているんでしょうか。

日野:交互に、隔週です。ですので、みなさんどちらか一本に絞っていただいても結構です。『女性特性マーケティング』はその名の通りマーケティング。女性行動・男性行動から購買行動に落としたときの、物販とか小売りとかメーカーのかたがたに聞いていただきたいマーケティング番組です。なので、ビジネスをしたい人に特化しています。
もう一本の『かえ姉の仕事と恋愛の法則』のほうは、お悩みとか人とのコミュニケーションとか、そういうのがちょっと解決しづらいなという出来事を気軽に相談いただくという投稿型。なので、受け付けはFacebook上でメッセージを頂いて、それをこちらでチョイスして回答してっています。毎週水曜日、大体深夜に配信になっていますけれども、毎週水曜日に隔週でお届けしておりますので、悩みを持ってる方は『かえ姉の仕事と恋愛の法則』、ビジネスの方は『女性特性マーケティング』で聞いてください。

早川:人生オールオッケーってことですね。

日野:そうですね。

早川:はい。ということで、きょうは日野:佳恵子さんにお話を伺いました。かえ姉さん、どうもありがとうございました。

日野:ありがとうございました。

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