耳から情報収集できるポッドキャストは、
【集客】【見込客フォロー】の
強力なツールとなるでしょう
─石原明さん(経営コンサルタント)
いしはら・あきら/経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表。
勝てるビジネスモデルと売れる仕組みの発想法を学ぶ勉強会『高収益TOP3%倶楽部』を主催。発足以来8年間で3500社を超える企業経営者が学んでいる。
著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(明日香出版社)『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)など。
石原明.COM

10万部を超えるベストセラー『営業マンは断ることを覚えなさい』や『社長、「小さいまま」の会社じゃダメなんです!』などの著作で知られる経営コンサルタントの石原明さん。そんな彼が2009年11月からスタートさせたのがポッドキャスト「石原明の経営のヒント+」。毎週リスナーからの質問に石原さんが直接答えるライブ感あふれる番組だ。
ブログやメルマガでも多くの読者を抱える彼がなぜ、いまポッドキャストを始めたのか。そして、経営コンサルタントとしてみたポッドキャストのマーケティングツールとしての強みとは─石原さんに直接お話をうかがった。
自分の肉声で「サービスを疑似体験」してもらえるのが強み
━━━なぜポッドキャストをはじめようと思ったのでしょうか?
私がマーケティングの重要なステップと考えている「集客」や「見込客フォロー」のための新たなツールになると思ったからです。- 何よりも魅力的なのは、「自分の肉声が届けられる番組が持てる」こと。
- これまでにない斬新な切り口だと感じますし、「コンテンツとしてストックできる」ことにも非常に価値があると思いました。
ポッドキャスト石原明の経営のヒント+
講演やセミナーといった「話したこと」を文章にするケースはよくありますが、
- 音声はもっと多様な展開ができます。
- ある程度コンテンツがたまればストックしてCDとして配布や販売もできますし、それをまた文章に落とし込んでテキストコンテンツとして利用することもできます。
━━━実際にスタートされて、とくに魅力を感じているのはどんな点でしょうか?
- 私の番組は、一方的な朗読スタイルではなく、「会話形式」なので、臨場感がリスナーの方に伝わりやすいのがいいですね。
- しかもかけ合い相手であるキクタスの早川洋平さんは、元新聞記者だからわたしの話を引き出してくれる。毎回楽しみながら収録にのぞんでいます。
具体的な魅力としてまずあげられるのは、
- 文字でなく、会話(肉声)で自分のパーソナリティを正しく伝えられる点です。
- コンサル業について約15年、おかげさまでたくさんの本も出すことができましたが、いっぽうで会ったことがない方々からは「あの先生はすごい人だけど近寄りがたい」というイメージを持たれるのも事実。
- でも実際に会ってみると「意外とフランクな方なんですね」「親しみやすい方ですね、イメージと違っていました」と言われることも少なくありません(笑)
こうしたイメージと現実にギャップがあるということは、決してマイナスなことで
はありません。むしろそのギャップが大きければ大きいほど、実際に会ったときの
印象がよければプラスに働くと私は考えます。
しかし、このギャップを世の中のひとりひとりと直接会って伝えていたら、
時間がいくらあっても足りません。
そういう意味で「肉声」を通して一度に多くの方に自分のパーソナリティーやアイ デンティティーを「番組」として伝えられるポッドキャストはとてもすぐれたツー ルだと思います。

そしてもう一つの大きな魅力が、「その場感」。これはどういうことかというと、
「石原明は、その場その場で物事に対する答えや解決策を打ち出すことができる」
ということをみなさんにお伝えすることができるということです。
私のポッドキャストは、リスナーからの質問に毎回わたしがお答えする形式で
進めているのですが、事前に全く準備をしていません。初めて質問を目にする
のは当日収録ブースに入ってから(笑)
でもこれはあえてそうしているんですね。その場その場で答えを出せるのが私の経
営コンサルタントとしての持ち味だと自覚しているんですが、これはいくら文章や
口頭で説明してもわかっていただくのは難しいものです。
けれども、この番組自体が結果としてわたしのコンサルティングを疑似体験
してもらえるようなスタイルになっているので、本当にありがたいと思っています。
メルマガ・ブログ・動画とは異なり情報を「受動的」に得られる
━━━実際にはじめてみて、どんな評判や効果がありましたか?
- 期待通りでした。
- 「あんな話し方するんですね」「その場で答えるのはすごいですね」「親しみがあるのでびっくりしました」など、ポジティブな声も多くいただいています。
- 実際、ポッドキャストがきっかけになって私のセミナーや勉強会に来た方もいらっしゃいます。
- 多くの方が、「初めてお会いするのに、初めてじゃない感じする」と感じてくれていることもとてもおもしろいですね。
- 自分のポッドキャストを持つというのは、まさに「MY放送局」を持つことと言い換えられるのではないでしょうか。
━━━メルマガ・ブログとの違い、強みはどこにあるとお考えでしょうか?
- 何よりも大きいのは、「肉声」により臨場感が出せることです。
- かけ合いスタイルにすればよりライブ感も増幅しますし。
- 先ほど申し上げたように、自分が提供するスキルやサービス(私の場合であればコンサルティング)を「この人にお願いするとこんな感じでやってくれるのか」とリスナーの方に明確に疑似体験してもらえるというのは大きな強みです。
- こうした「スキルやサービスの疑似体験」は、これまで企業がコンテンツとして表現するのはなかなか難しかったものです。そもそもどこでどう表現すれば疑似体験になるのかも見えていなかった企業も多いでしょう。
以上のような理由から私は、あくまで文章ベースであるブログやメルマガにくらべ、 ポッドキャストはもっと立体なコミュニケーションがはかれるツールであると感じて います。

- 動画も多くの企業が取り入れていると思いますが、持ち運びに適さないなど、制約も多いですよね。
- それに、「読む」や「見る」は能動的な動作ですが、「聴く」は受動的。
- 聞き流しができるから、「通勤中」「そうじしながら」など、「ながら」スタイルで取り入れることができます。これは、メルマガ、ブログ、動画にはない大きな強みです。
ポッドキャストは【集客】や【見込客フォロー】を加速させる
━━━石原さんが提唱されている4ステップマーケティング(集客・見込客フォロー・
販売・顧客化)とポッドキャストの連動についてはどうお考えですか?
私自身が最初に感じたように、【集客】や【見込客フォロー】のためのツールとし
てポッドキャストを活用するのは非常に効果的だと思います。
「読まなきゃいけない」文章と違って、音声はどんどんダウンロードして労力をか
けずに聴ける受動的なコミュニケーションツール。リスナーはそこに込められた
情報をスーッと受け取ってくれやすいんですね。だから、くりかえし聴いてもらい
やすく、「刷り込み効果」も期待できます。
ビジネス的にいえば、事前に送り手の基本的な情報や理念を繰り返し伝えることが
できるので、受け手(お客さま)を教育することができるわけです。
そうすれば、その後のマーケティングが楽になりますし、お客さまも安心してその
サービスや商品を使うことができる—これは双方にとって大きなメリットと言える
と思います。
この【集客】や【見込客フォロー】がしっかりとできれば、結果としてしっかりと
【販売】につながります。
また、購入客に対しても、たとえば、「ポッドキャストの第●回で貴社に役立つ
○○の話をしているので、ぜひ聴いてみてください」といえば、それがそのまま
【顧客化】にもつながります。
そうした意味で、ポッドキャストは4ステップマーケティングのすべてのステップ
に活用することができるツールだといえます。
━━━ポッドキャストは特にどんな業種・職種に向いているとお考えですか?
- コンサルタントや士業、教育関連ビジネスなど、ノウハウや知識を生かす方にはとくに向いていると思います。先ほども述べましたが、音声により「スキルやサービスの疑似体験」いただくことが可能になりますからね。
「石原明を感じる」ことができるせいか、実際わたしのポッドキャストに来る質問
は、メルマガよりも「濃い」ものが多い気がします。
- また、データベースビジネスに携わる方にも効果的だと考えます。彼らは「顧客フォロー」そのものが自身が提供するサービスにほかなりませんから。
- もっとも、大局的に言えば「リピート」や「紹介」でビジネスを広げていこうという方すべてに有効だと思います。
- ポッドキャスト(音声)は、ながら聴きができるため、お客さまは「無理なく」情報を取り入れることができますからね。
制作だけでなくマーケティングやコンテンツ展開にいたるまで
ワンストップで任せられるので安心
- ━━━キクタスのポッドキャストサービスをご利用いただき、一番評価していただ
- いている点はどこでしょうか?
世の中にここまでポッドキャストに特化している企 業はありませんよね。プランニングから制作、配 信、マーケティング、コンテンツの二次利用までワ ンストップで任せられるのは、こちらとしても安心 です。
- また、多くのプロデュース経験で蓄積されたノウハウやアドバイスは当然、信頼
- がおけるものです。さまざまなアイデアを出し、それをすぐに「実践」してくれ
- るのもありがたいですね。とにかくフットワークが軽い。
それと、早川さん自身が元新聞記者だっただけあって、インタビューのツボを心得
ており、話を引き出すのが非常にうまいですね。しかもそれが意図的でなく、彼本
来の「見たがり」「知りたがり」に基づいた自然なスキルなんでしょう。私が情報
を届けたい「受け手」の視点に近いイメージで番組をすすめてくれるので助かって
います。
臨機応変にさまざまな質問をしてくれるので、私の番組が大切にしている「臨場
感」「ライブ感」を出すのにも一役買ってくれていると思います。
━━━今後ポッドキャストでどんな展開をされていく予定ですか?
- まずは公開収録をアップルストアで行ってみたいですね。番組と連動したQ&Aセ ミナーのような企画も考えています。アイデアは尽きないですね。
━━━キクタスのポッドキャストサービスをご検討されていらっしゃる方へのメッセージ
をお願いします
- 世のなか、さまざまなマーケティング実践をしている企業がありますが、そのほ とんどが文章や動画というコミュニケーションで展開していることと思います。
もちろんそれが「効果なし」というわけではありません。
しかし、「受け手が能動的に情報を取りに行かなければならない」文章や動画 は、時間に追われているビジネスパーソンにとっては、「ストレスなく、自分の モノにする」のが難しい状況となってきているのもまた事実です。
考えてみてください。この忙しいなか、「努力」して情報を取り入れるのはなか なかしんどいですよね。
その点、ポッドキャスト(音声)は、耳さえあいていれば、時間も場所も制限が ありませんので、無理なく、負担なく情報を受け取ってもらえる大きな強みがあ ります。そうした意味で、ポッドキャストは努力なしに情報を受発信できる「ス
トレスフリーのコミュニケーションツール」ともいえるかもしれません。
これが理解できるとビジネスがもっと楽しくなります。
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